焙煎のやり方

焙煎に必要な道具 すぐ手に入るものばかりです
焙煎に必要な道具 すぐ手に入るものばかりです

(写真左下から、時計回りに)

 

銀杏煎り器(ふたを固定するクリップつき)
カセットコンロ(オプションとして、上にあるのは遠赤外線焼き網です。ホームセンターにもあります。)
湿らせたタオル(カセットコンロが熱くなりすぎないようにします)
軍手(焙煎したての豆は非常に熱いので、火傷防止です)
金属製のざる2つ(または、冷風の出るドライヤー)

 


自分で焙煎をするために、非常に参考になったのが、

 

成美堂出版の   「コーヒーの辞典」
         「珈琲の大辞典」


です。

 

「焙煎は焙煎専用の機械で行うもの」という考えかただけではないのだと改めて知りました。

銀杏煎りの金網を手に入れることができれば、他はすぐに手に入るものばかり。

 

「本当にこれだけで、コーヒーが飲めるの?」

 

と半信半疑でしたが…やってみると、その手軽さと奥深さにすっかりハマリ、

7~8年ほどずっとこれでコーヒーを飲んでいます。

 


「銀杏煎り」

我が家では、銀杏そのものはもっぱら金槌で殻を叩き割り、煮ることが多いのですが、                                                                                       
初午の頃食べる北関東の郷土料理「しもつかれ」を作るのに使っています。

大豆を1晩ふやかす代わりに、銀杏煎りで 10分煎れば、煮えが早くなります。

 

煮えが早くなるということは、豆が水を含んでから柔らかくなるのが早いと言うことです。

それを利用して、木綿糸の呉汁処理を「銀杏煎り」で行うこともできます。

           

 

[「しもつかれ」の画像へもどる]

                                                                                                                              [「下準備その2(呉汁処理)」へもどる]

 

我が家の銀杏煎り 愛用品です
我が家の銀杏煎り 愛用品です

 

 

      銀杏煎りは、ネットで買えます!

             ↑

                        リンクを張ったので、見てみてください。   


具体的なやり方

※銀杏煎りを購入してから、自分なりに改良した、オリジナルバージョンです。

①水洗いした生豆を、銀杏煎りに入れクリップで固定する

②カセットコンロをセットし、あれば、遠赤外線焼網を五徳の上に乗せる。湿らせたタオルをセットしたガス缶の上に乗せ、過加熱を防ぐ

③カセットコンロ点火。中強火で5分ほど煎ると、ハゼというパチパチ音が出る。(ハゼるまで、豆から薄皮{チャフといいます}がたくさん出てきます。なるべく
 強めの火力で煎っていきます)


④ハゼたら弱火にして、10分ほどじっくりと豆の中まで煎る

⑤中までしっかり火が通ったら、③位の火力に戻してしっかり煎ると、2ハゼ(パチパチ音)が出る

⑥好みの焙煎具合まで煎り、

「焙煎とは?」参照)

金ざるに空ける。2つのざるに交互に移しながら、豆を冷ましていく(冷風ドライヤーでも可)
 

※冷まし途中も焙煎は進みます。少し早めにざる移してもいいかもしれません。


これが、チャフです!!