飲料(摂取編その4)

今回のブレンドの茶葉です。上から時計回りに、マテ、ネトル、レッドクローバーです。
今回のブレンドの茶葉です。上から時計回りに、マテ、ネトル、レッドクローバーです。

前回の「飲料(摂取編その3)」は、自分で作ったお茶のブレンドでした。

今度は、本を参考にしてブレンドしていきたいと思います。

 

作るためのルール」の中にあります本(①)を参考にして、

 

 

マテ:ネトル:レッドクローバー=1:1:1

 

 

で飲んでみようと思います。

 


飲料(摂取編その3)」で飲んだ

 

レッドクローバー        シングル

ホーステール          シングル

レッドクローバー:ホーステール=1:1

 

 

と比べてみますと、

全体的に色が濃く、茶色みがかった液体となりました。

 

前回の「飲料(摂取編その3)」と比べると、色味が濃い事が解ります。
前回の「飲料(摂取編その3)」と比べると、色味が濃い事が解ります。

飲んでみますと、今までの草の香り以外に、

コクが生まれています。

 

前回の「作るためのルール」の中にあります本(①)の中では、

 

 

マテ茶は、「緑茶のような味と香り」

ネトルは「緑茶によく似たふんわりとした草の香りと味」

 

との紹介がありました。

 

確かに、レッドクローバーの草の香りと相まって、

野原にいるときのようなブレンドといった雰囲気の匂いがします。

 

味にコクが生まれたのは、

緑茶のような風味がプラスされたからだと感じます。

 


このマテ茶、

ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンの国民的な飲み物で、

ミネラルなどを豊富に含み、

「飲むサラダ」と言われています。

 

マテには、グリーンとローストがあり、

今回はグリーンを使用しています。

 

その豊富な栄養価から、

健全な神経の為の強壮剤と栄養源となり、

ストレスに対する抵抗力をつけるそうです。

 

 

また、肉体的な疲労を回復させるのに有効で、

代謝を活性化させ、炭水化物や脂肪などの体内消費を促し、

たまった疲れを軽減させる効果があるそうです。

 


全身の強壮、体内の浄化を促進、

理想的なダイエットティーとしても話題のこのお茶の特徴として、

 

 

  (Ⅰ)   豊富な食物繊維。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランス良く含み、

   ダイエットや生活習慣病の予防に役立つ。

 

(Ⅱ)特徴成分「マテイン」というカフェインを含有し、

   利尿作用や血行促進効果に優れ、高血圧の予防や冷え性の改善に役立つ。

 

(Ⅲ)豊富なミネラル。特に豊富なのはマグネシウムとカリウム、鉄、亜鉛で、

   レモンを加えれば、より鉄分の吸収度を高めることが出来る。

 

 

など、非常に栄養価の高いお茶であることが解ります。

 


次にネトルですが、こちらも栄養素が豊富で、

ビタミンや鉄分、カルシウム、マグネシウムなどが含まれています。

 

ネトルティーは、貧血を予防して、血液の汚れをキレイにしてくれるそうです。

また、生理の出血量をコントロールするなど、

女性特有の悩みに効果があるそうです。

 

また、ヒスタミンを含む為、

喘息などのアレルギー症状や、花粉症による症状の緩和にも役立つそうです。

(摂取には注意点もありますので、こちらを参照ください)

 

 

血液を刺激して、血行を促し、毛細血管まで血液を巡らせる効果があり、

そのため、ケガからの回復期や、関節炎、リウマチ、痛風などで

悩んでいる人の改善にも良いそうです。

 


また、「作るためのルール」の中にあります本(③)によりますと、

ハーブティーだけではなく、昔はビールの代用品の原料だったそうで、

食用(サラダやおひたし)の他、

ウール用の黄緑色の染料になるそうです。

 

 

繊維が丈夫なので、ロープ、布、紙などの原料となり、

「楽しむ2(作った後も、ひと手間)」の「素材選び」でご紹介した、

紐を作る際に使用しました、

 

「苧麻手紡ぎ糸」

 

の原料も、ネトルと同じイラクサ科の植物です。

 

西洋、東洋問わず、イラクサ科の植物は、

繊維を衣類などに使用していることが解ります。

 


このように、草にコクが生まれたような味わいのブレンドティー、

 

3つの植物の効能で共通する点、といいますか、

 

・マテとネトルの栄養価の高さ(ビタミン、鉄、マグネシウム、カリウムが含まれている)

・レッドクローバーの抗炎症作用

 

に注目しています。

 

そして、(①)の本で効能を期待できるのは、

肌荒れ改善」です。

 


 

マテの食物繊維のバランスの良さが腸内環境を整え

マテ、ネトル共に、ビタミン、ミネラルが豊富なことが、

消化器系や肝臓の働きを促してくれます。

 

 

肌荒れを防ぐには、睡眠や食事が大切ですが、

食物繊維をバランス良く積極的に取り

腸内環境を、腸活により改善していくことで、

体の中の老廃物を排出しやすくなり、デトックス効果により

美肌効果にもなると思います。

 

それ以外にも、消化器系や肝臓の働きを良くすることが大切です。

特に肝臓は、有毒物質の解毒や分解を行うだけではなく、

 

栄養の貯蔵、たんぱく質の合成といった働きがあり、

骨や腸へ届けて、様々な成分へと加工してくれます。

(肝臓は500以上の化学変化を起こすそうです)

 

 

肝臓が炎症を起こすなどで働きが弱まりますと、

栄養素の代謝が上手くいかなくなり、「太る」「疲れやすくなる」

等の弊害が起こりますが、

 

 

臓器は(というか、人体は)ほとんどがたんぱく質で出来ていますので、

そのタンパク質の合成を行う肝臓を良くしてくれる

ビタミンやミネラルは、日頃から摂取することが大切だと思います。

 

 

肝臓の働きについては、こちらの動画をご覧ください。


 

そして、「飲料(摂取編その3)」でもご紹介しました効能、

「加齢による体調不良の改善(特に骨)」

に対しても、同じような効果が得られると思っています。

 

 

カルシウムはマグネシウムが無ければ体に吸収されませんが、

マテ、ネトル共に含まれています。

 

ミネラル自体、単体では体に吸収されにくいものが他にもあり、

それが、血液の基となる鉄分です。

体に吸収されにくいものですが、

ビタミンcを摂ることにより、吸収率が上がります。

 

(そのために、前述でレモンを一緒に摂取すると効果的という訳ですね)

 

そして、マテ、ネトル共に、ビタミンcが含まれています。

 


そして骨は、体を支える他に、

血液を作る働きがありますので、

血液をキチンと作り、

それによって肝臓から届けられた栄養を、

体の隅々まで行きわたらせる事が大切だと思っています。

 

 

また、前述した通り、ネトルには血液を刺激して血行を促す

そんな作用がありますので、

 

飲料(摂取編その2)」でもご紹介した、「毛細血管の消滅

を防止してくれるのでは?

と思っています。

 

更に、前述した通りマテ茶には、カフェインの一種である

「マテイン」

が含まれており、

 

カフェインは、鉄分の吸収を阻害します。

 

ただ、阻害する要素は、

マテインの方が少なく、

カフェイン含有量が少ないそうですので、

 

お茶や紅茶、コーヒーなどの摂取量を減らして、

その代用として、マテ茶を並行して飲む事で、

 

鉄分の吸収をより良くしていくことが出来るのではないかと思います。

 


そして、レッドクローバーは抗炎症作用があり、

栄養不足時や、老廃物の回収が上手くいかないときなど

肌の炎症やトラブルを軽減させてくれると思います。

 

さらに、イソフラボンが含まれており、

年齢とともに体外へ排出されやすくなる、

カルシウムの代謝を促してくれると思います。

 


今回のブレンドは(①)の本を参考にしましたが、

 

更に、

飲料(摂取編その3)」で使用しました、

 

「ホーステール」

 

これを混ぜても良いかと思っています。

 

色味はさらに濃くなりますが、

後味に少しクセが生じてしまうように思います。

 

色はさらに濃くなりますが、味に好みが分かれるかもしれません。
色はさらに濃くなりますが、味に好みが分かれるかもしれません。

 

飲み続けるのには、向き、不向きがあると思いますが、

シリカの他にも、

カルシウムの吸収を促す

カリウムが含まれています。

 

 

前述しました通り、ミネラルは単体ではなく、

他の栄養素を組み合わせることにより吸収されていくので、

 

 

様々な茶葉をブレンドすることは

腎臓に弊害がある人以外は

栄養面では効率的だと思っています。

 

ブレンドを、牛乳と豆乳に関して紹介している動画があります。

混ぜるという事についてのメリットにつながると思いますので、

こちらの動画を参照ください。

 

 

ミネラルについては、こちらの動画をご覧ください。

 

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