飲料(摂取編その8)

左から時計回りに、ホーソン、ホーステール、オリーブリーフです。
左から時計回りに、ホーソン、ホーステール、オリーブリーフです。

前回の、「飲料(摂取編その7)」は

血糖値に関する予防対策のブレンドでした。

 

今度は、今まで作ってきた茶葉も使用して、

血管に対する

別のブレンドをしていきたいと思っています。

 

作るためのルール」の中にあります本(⑥)を参考にして、

 

 

ホーソン:ホーステール:オリーブリーフ=1:1:1

 

で飲んでみようと思います。

 


飲料(摂取編その7)」で飲んだ、

オリーブリーフ  シングル

 

そして、

 

飲料(摂取編その3)」で飲んだ、

ホーステール   シングル

 

と比べてみますと、

 

全体的に赤みが付いた、茶色みがかった液体となりました。

 

飲んでみますと、ほのかなスパイシーさの中に、

ホーステールの風味が合わさり、

味に奥行きが出た印象です。

 

全体的に、赤みが強い印象です。
全体的に、赤みが強い印象です。

ホーソンは、心臓を守るハーブとして知られる、

ヨーロッパや北米、西アジアに生息するバラ科の低木です。

 

心臓のポンプ機能を強化し、心臓に出入りする血液量を増やす働きで、

血管の動きの抑制や軽度の不調をフォローし、

血管の健康維持のために使用されます。

 

血圧を正常に保つ作用があるので、

血管を健やかに保つ効果があるそうです。

 

また、抗不安、鎮静作用があるため、

精神的な不安や不眠にも用いられるそうです。

 

古代ローマでは、ホーソンの冠には魔力があると考えられ、

ギリシアでは、希望と喜びの象徴とみなされていました。

 

ホーソンの茶葉の香りを嗅ぎますと、

オリーブリーフとはまた違ったスパイシーな香りです。

 


このように、草にスパイシーさが程よく交じり合った、

そんな味わいのブレンドティー。

 

3つの植物の効能で、

 

・マルベリーとオリーブリーフの血圧を下げる効果

・ホーステールの利尿作用

 

に、注目しています。

 

そして、(⑥)の本で効能を期待できるのは、

 

「高血圧対策」です。

 


血液は、酸素や栄養素、ホルモンなどを運び、

不要になった物質を腎臓などの排出器官に運びます。

 

しかし、血流が滞ると、組織に必要なものが全身に行かなくなり、

老廃物が蓄積されてしまいます。

 

この状態の血液はドロドロして、

血流が更に滞るという弊害に繋がります。

 

自然な老化現象として、血管は固くなり、

血圧が上がっていく傾向ではありますが、

その他にも、ストレスや

塩分の摂りすぎで血液中に水分が増えることも要因となります。

 

人は、呼吸をしなければ生きていけませんが、

その酸素を取り込んだ際、

一部の酸素が酸化の原因となります。

この酸化も血管を痛めることに繋がります。

 

 

ドロドロの血液を硬くなった血管で

体の中を巡らせるという事は、

それを循環させるポンプの役割をする

心臓や血管には負担が大きくなります。

 

これらが進行していきますと、

心不全や、脳卒中などになる恐れが出てきますので、

 

血圧が高めでない方でも、

事前に常日頃から、血管に良いものを摂取して、

穏やかな血管保護を心掛けて、

 

サラサラな血液をしなやかな血管で巡らせて行ける

そんな意識を持って行きたいものです。

 

 

血管の様々な説明については、こちらの動画をご覧ください

 


先程、塩分の摂りすぎでも血圧は上がるとお話ししましたが、

 

血液中に水分が増えすぎる事は、

おしっこを作る働きをする腎臓の負担となります。

 

飲料(摂取編その3)」でも腎臓についてお話ししましたが、

腎臓は血液からおしっこを作る働き以外にも様々な働きがあり、

 

塩分と水分の排出量を変えることにより、

血圧の調整を行っています。

そのため、腎臓の働きの低下で高血圧になることもあり得ます。

 

ホーステールにはカリウムが含まれており、

体内の余分な塩分を排出し、

利尿作用もあり、毒素を体の外へ排出する働きがあるため、

腎臓の負担を軽減させる傾向へと向かいます。

 

※ただし、腎臓の機能が低下しているときはカリウムの摂取は控えたほうが良いので、

その時は医師に相談の上にしてください。

 

 


そして、「飲料(摂取編その3)」で、更にお話ししました、

腎臓の働きの一つに

 

「血液を作る」

 

があります。

 

エリスロポエチンというホルモンの刺激により、

骨髄の中で、赤血球の元の細胞へ

血液を作るように指令してくれるからです。

 

40代から年々、腎臓の働きは低下していきますので

負担を軽くして、老廃物の少ない

サラサラな血液作りが出来やすい状態、環境にしていき、

 

より、質の良い血液を作り出すことを

目指していくことも大切だと思います。

 

 

腎臓と血管の大切さと相互の関係性は、こちらの動画をご覧ください。

 

更に、腎臓をいたわるためのメンテナンスについては、こちらの動画をご覧ください。


前回の、「飲料(摂取編その7)」と、今回の、飲料(摂取編その8)は、

血管保護を目的としまして、血糖値と血圧について調べましたが、

 

この2つに記載しましたブレンドに加えても

効果があるのではないかという物を一つ紹介します。

 

 

それは、

 

ロングペッパー(ヒハツ)です。

 

スーパーで、スパイス売り場に行くと目にする事があります。
スーパーで、スパイス売り場に行くと目にする事があります。

ロングペッパーは南アジア原産のコショウ科の植物です。

サンスクリット語で

pippaliという名がpepperの語源になったとも言われているそうです。

 

 

血管を強くし、血行を良くする働きがあり、

アーユルヴェーダでは、食欲増進薬、胃腸薬として使用されるそうです。

 

効能としましては、

末梢血流量を増やしたり、体を温める効果があることで、

内臓温度が上がり、冷えの防止が出来る事、

 

ピぺリンを含んでいるのですが、

そのため、血液中の一酸化窒素の働きが増強されるので、

血管が拡張し、血流がスムーズになることで、高血圧の防止が出来る事、

 

その他に、

 

香りが良い事と、ピぺリンにはセロトニンなど、

幸福感のあるホルモンの分泌を増やしてくれるので、

自律神経の乱れ防止となってくれます。

 

さらに、

 

飲料(摂取編その2)」でお話ししましたが、

血管壁の結びつきが加齢とともに弱くなることによって、

そこから血液が漏れ出すことで血流が通らなくなり、

そのために消えてしまう「ゴースト血管」「毛細血管の消滅」

などが年齢と共に生じてきますが、

 

tie2という、

血管どうしの細胞の結びつきを強めてくれる物質を

活性化する働きもあります。

 

この、tie2の活性化は、

ヒハツの他、シナモンにもありますので、

 

前回紹介しました

飲料(摂取編その7)」のブレンドでも

使用しても良いと思っています。

 

 


このように、血管の向上にとても効果的な香辛料ですが、

ほのかな甘みと、通常のコショウほどではない、

優しい辛味があります。

 

 

飲料(摂取編その7)」「飲料(摂取編その8)」

 

共に、オリーブリーフやホーソンなどの

少しスパイシーな風味があり、

 

共にヒハツを入れて飲んでみますと、

 

飲み始めに、ほのかな甘みが感じられ、

更に、

飲んだ後に優しい辛味があることで、

それが程よいアクセントとなっています。

 

体を温める効果があるという事ですが、

確かに、

飲んだ後で、体の内部がポカポカと温かくなりました。

tie2の活性化によるゴースト血管の防止、血流量の増大、

内臓温度を上げることによる冷えの防止や、基礎代謝の向上、

セロトニン増加によるストレス軽減、

 

これらは、

しなやかな血管作りや、質の良い血液作り

にもつながっていくと思いますので、

 

定期的に摂取することにより、

巡りの良い血液循環へのフォローをしてくれると思います。

 

 

ヒハツについては、こちらの動画をご覧ください。

 

更に、ヒハツと同じ効果のある食品も紹介されていますので、こちらの動画もご覧ください。

 


飲料(摂取編その7)」の補足としまして、

 

無糖炭酸水が血糖値を上げることがある、とお話ししましたが、

 

血流を良くし、腸の蠕動運動を刺激するなど

メリットも沢山あります。

 

いつまでもシュワシュワ感が残るわけではありませんが、

炭酸水は手作りできます。

シュワシュワの刺激で、アドレナリンが上がることも軽減できるのでは?と思っています。

 

しかも、その材料自体、体にメリットが沢山あります。

 

スーパーの製菓コーナーで目にすることが出来ます。
スーパーの製菓コーナーで目にすることが出来ます。

その材料は、重曹とクエン酸で、

 

食事や疲労、ストレスなどで、酸性に傾きがちな体内のPH値を

弱アルカリ性へと整える効果があるそうです。

 

PH値を弱アルカリ性へと整えることで、

体に良い効果が沢山ありますので、

炭酸水と並行して試すのも良いかと思います。

 

クエン酸については、こちらの動画をご覧ください。

 

重曹と、重曹クエン酸については、こちらの動画をご覧ください。