混ぜる(フォローMix.Ver)

驚くことも、大切な経験です。
驚くことも、大切な経験です。

確実に、ペンダントヘッドを通さない

山ぶどうの糸までの長さの確認も出来ましたので、

 

早速、次の糸で編みたいと思います。

次の糸は、手紡ぎの木綿糸ですが、

そのまま編んでいかず、

別の糸も活用して混紡で編んでみたいと思います。

 

 

この手紡ぎの木綿糸は、

「紫に染める」のページでもご紹介しました、

 

 

「藍の紫染め」の糸です。

そして、

 

これから混ぜて活用したいと思っている糸も、

この藍の紫染めのを行いました。

 

 

その糸とは‥‥こちらです。

 

ミシン糸です。
ミシン糸です。

‥‥今まで、天然繊維や、天然の染料にこだわっていたのに何故?

 

と思われるかもしれませんが、(シャッペスパンはポリエステル100%です)

 

 

これにはわたしもびっくりするような出来事があったからなのです。

 


それは、

 

「ポリエステルは藍の紫染めが出来る‼」

という事です。

 

私の思い込み(固定観念)の中の一つで、

 

「合成繊維は染まりが悪い」

というものがありました。

 

 

それには、

 

・合成繊維は、石油系で出来ているので、染料の染液を含みづらい。

・合成繊維は、分子構造が緻密にできているため染まり難い。

 

という理由がありました。

 

しかし、

 

「藍の紫染め」を行った際、

糸の絡まり防止のために、洗濯ネットに入れて染めてみた所、

 

何故か、中の糸よりも、

ネットの方が、

染まりが良かったのです。

 

 

しかも、

 

その、染まった洗濯ネットを何度も、後日洗濯に使用したのに、

色落ちが全然ない。(洗濯堅牢度が良い)

 

という事が解りました。

 

一番上が、洗濯ネットです。明らかに染まりが良いです。
一番上が、洗濯ネットです。明らかに染まりが良いです。
ファスナーの部分もしっかり染まっています。
ファスナーの部分もしっかり染まっています。
洗濯ネットが染まるのなら…と、ミシン糸60番手と、90番手の糸をカセ上げして、ネットに入れて染めてみました。全部、きちんと染まっていますね。
洗濯ネットが染まるのなら…と、ミシン糸60番手と、90番手の糸をカセ上げして、ネットに入れて染めてみました。全部、きちんと染まっていますね。
上が90番手、下が60番手です。
上が90番手、下が60番手です。

今回の、紐の編む箇所で、使う糸は、

手紡ぎの木綿糸です。

 

丁度、首の前中心部分に来る箇所です。

 

肌触りの良さは適していると思いますが、

強度を強くしたいと思い、

 

早速、ポリエステルのシャッペスパン90番手の糸を

一緒に編んでみました。

 

糸の素材や作られた過程は違いますが、共に藍の紫染めの糸です。
糸の素材や作られた過程は違いますが、共に藍の紫染めの糸です。

…そして、結果は?

 

無事にペンダントヘッドを通してくれました(感動)

 

フカフカの手紡ぎ糸のためか、ペンダントヘッドも通りやすかったです。
フカフカの手紡ぎ糸のためか、ペンダントヘッドも通りやすかったです。

不慣れな綿から作る手紡ぎ糸で、、

糸の強度に対して不安がありましたので、

 

 

あえて、

糸が太くなってペンダントヘッドが通らなくなる

という、リスクを考えたうえでの、

 

90番手のシャッペスパンとの混紡でした。

 

編んでみると、

木綿の手紡ぎの柔らかさを、きちんとフォローしてくれる、

細いながらも力強いシャッペスパンの糸の、

 

「縁の下の力持ち」

 

的な魅力と、

 

更に、

 

いつでも手軽に手に入れることが出来て、

この染まりの良さ、

手入れの手軽さ、

 

これらの事から、多分、今後も、

 

ポリエステルのシャッペスパンを染める事は、

 

ある。と、思います。