楽しむ2(作った後も、ひと手間)

やっぱり、ペンダントヘッドには、それ相応の太さの紐が必要ですね。左の紐に、右のペンダントヘッドを付けることを想像してみてください。
やっぱり、ペンダントヘッドには、それ相応の太さの紐が必要ですね。左の紐に、右のペンダントヘッドを付けることを想像してみてください。

「染めたら使う。ある意味、自分で蒔いた種を自分で刈り取る」

これを、前回の「アンクルウォーマー」で作ってみましたが、

 

今回は、「モノ作り」を行った後、

その作った「モノ」を、

 

「このように使ってみてもいいのでは?」

 

の部分まで考えていきたいと思います。

何を作るかと言いますと、

 

「紐」です。

 


個人的に、アウトドアにも興味がある関係上、

「ロープワーク」も少しずつ学んでいきたいと、

 

結び方を本で読んだり、PCで動画を観て、

日々理解できるように、少しずつ心掛けています。

(本当に、様々な「ロープワーク」があります。初めて知ったのは、この動画です。)

 

 

 

なかなか理解速度は遅いのですが、

様々な結び方があるのだと、感心することしきりです。

 

で、そんな多種多様の結び方、

アウトドア以外で何か使えないかな?

と思い始めた時に、

 

ふと、昔購入した服のタグについていた、

しっかりしたロープ状の

 

紐の事

 

を、思い出しました。

 


フェアトレードの意識

でも、申し上げましたが、

 

様々な国の民芸品や、手工芸品に愛着を感じる私は、

とあるアクセサリーを購入しました。

 

東南アジアのカレン族のシルバーアクセサリーです。

 

ペンダントヘッドなのですが、

デザイン上、ある程度の大きさも重みもあります。

 

この、ペンダントヘッドに合わせようと、

同じく、カレン族の手作りのシルバービーズのネックレスを買いました。

 


そして、その時思ったのが、

「この2つだと、しっくりこないかも」

ということです。

 

シルバービーズは、ひとつひとつのビーズが手づくりで、

非常に繊細な作りでした。

 

ペンダントヘッドの大きさに対して、ネックレスの部分が細すぎて、

「いつビーズ部分が切れるのだろう?」

 

と思わせるくらい、繊細なネックレスだったのです。

 

そのまま、この二つの組み合わせで使っていましたが、

 

「それでいいのかな?」

 

という、不安感のある使い方でした。

デザイン的にもゴツいヘッドに対して、このネックレスの繊細さって…)

 

…そして、ここで、例の服のタグとして使われていた、

 

例の紐

 

を、思い出しました。

 


 

マテリアルは、タグの紐なので、明確な表記はありませんが、

多分、木綿だと思います(思い込みだったら、申し訳ありません)

 

これが、丈夫そうなペンダントヘッドによく合うのです。

通常であれば、服を買った時点でごみ箱行きだったのですが、

 

「何かに使えるかも…」

と思って取っておいて、

ペンダントヘッドの活用範囲が、一気に広がりました。

 

極太の、しっかりとした太さで、安心感のある紐が、

これまた、大きさも重みもあるペンダントヘッドを

しっかり支えてくれている感じ。

 

前回のマフラーの時のように、

 

「使い勝手」

 という事を、

 「2つの物を組み合わせた時でも、考えることもあるのだ。」

 

と気づかされた、そんな経験でした。

 

その後その紐は、ロープワークの中の結び方で、

しっかりペンダントとして、使うことが出来ています。

 

テントを張るときに使う、自在結びです。伸び縮みさせる糸の反対側の糸に、貝殻でできたビーズをあしらって、首の後ろに結び目があっても、サイズ調節がし易くなっています。
テントを張るときに使う、自在結びです。伸び縮みさせる糸の反対側の糸に、貝殻でできたビーズをあしらって、首の後ろに結び目があっても、サイズ調節がし易くなっています。

そして、この思い出深いペンダントヘッドに合わせる紐を、

自分で手作りできないかな?

と思ったときに、更に思い出したのが、

 

コード編み」です。

 

冬の寒い時期に、しっかり包まれるようにと、ロングカーディガンの脇でコード編みを付けて、左右から結べるようにしました。
冬の寒い時期に、しっかり包まれるようにと、ロングカーディガンの脇でコード編みを付けて、左右から結べるようにしました。
アップにすると、紐が編まれているのが判りますね。
アップにすると、紐が編まれているのが判りますね。

今までも、棒針で作るコードを

チョコチョコと編んでは使っていましたが、

ニットで編んである紐なので、

適度な伸縮性があり、使いやすいことしきりです。

 

もしかすると、この「コード編み」で、

 

「デザイン的にとても魅力的なのですが、大きくて重たいペンダントヘッド」

 

きっちり支えてくれる「紐」が作れるのではないかと期待して、

 

昔買った服の、タグ付けに使われていた紐と

「せめて、同じ位の紐」を

自分でも手作りしようと、思い至った理由(わけ)です。

 

布にせよ、ニットにせよ、紐にせよ、

大基を考えると、一本の糸になります。

その糸一つ一つに、強度、伸縮性etc.の個性があるので、

 

それを理解しながらの、

「布、ニット、紐」の作り方を考えることは、

 

「使い勝手」

 

を考慮する上でも、非常に大切なことだと思っています。

 

今回の私の「使い勝手」は、

 

例の、

 

「デザイン的にとても魅力的なのですが、大きくて重たいペンダントヘッド」を

きっちり支えてくれる「紐」

 

を目標としています。

 

…本当に作れるのでしょうか?