作成(採取編その1)

春の初めには、田んぼには別の植物が生えていることが多いですね。
春の初めには、田んぼには別の植物が生えていることが多いですね。

それでは、早速作成していきたいと思います。

第一回目の植物はこちらです。

 

この画像は、家の近くにある川のほとりの田んぼですが、このように春の初めには

この植物で、ビッシリと埋め尽くされていることも多いです。

 

 

この植物、ハーブティーでは、「シェパーズパース」という、

私たちにとっては良く解らない名前が付いていますが、

 

 

私たちの身近な植物です。

 

「ナズナ」です。

余りにも身近すぎますかね。
余りにも身近すぎますかね。

 

春の七草のひとつでもあるこの草は、その期待を裏切らず、早春の時期から至る所に生えています。

 しかも、お正月の食べすぎや、冬から春にかけての英気を養うための

 

七草がゆ

 

の材料の一つともなっているように、

 「食べられる」だけでなく、「効能」もしっかりあります。

 


ヨーロッパでは、止血に効果がある薬草として用いられ、

具体的には、

薬の入手が困難な第一次世界大戦中によく用いられたと言われています。

 

 

お茶として飲むためには、その止血作用から、

月経過多や静脈瘤を緩和する目的で、

 

また、殺菌作用のある利尿剤として、

膀胱炎などの泌尿器系感染症にも効果があるとされているそうです。

 


そのような効能のある植物を、早速採取していきます。

ここで注意しなければならないのは、採取する場所の状況です。

 

 

周りを見回して、他の植物の状態もチェックしてみてください。

周囲の草木が茶色くなって萎れているようであれば、

その周辺は最近除草剤がまかれた後ですので、

そこのナズナは採らない方が良いと思います。

 

 

あれだけ短期間で草をあっという間に枯らしてしまう薬、

食べるとなると、人体によくありませんよね。

 

このように、健康のためと採取しても、状況によって体にはよくない事もありますので、

注意は必要です。

 

小満の頃にしては植物の生育があまりない場所があれば、採取の際には注意が必要です。
小満の頃にしては植物の生育があまりない場所があれば、採取の際には注意が必要です。

採取した後の草木は、

基本的には、取った後、軽く水洗いをして、干せばできますが、

 その際、干し方は、「陰干し」の方が良いです。

 

本によりますと、

「早く乾燥させると質や風味が残る」

 と書かれていますが、

 

 一方で、

 

「水分が早く蒸発しすぎると、エッセンシャルオイルの成分が無くなってしまう」

 とも書かれています。

 


一般的に植物は、

摘むと、摘まれた葉や花の細胞は水分や養分の補給が断たれるので、

 

 

細胞を活性化させていた酵素が壊れてしまい、

このため医学的有効成分や、風味が急速に減り始めるそうです。

 

ですから、早く乾燥させていきたいと思いますが、

 

 

早く水分を蒸発させすぎると、前述したエッセンシャルオイルの成分が無くなり、

 これによっても風味は損なわれないにしても、やはり、医学的有効成分が失われるそうです。

 

 

このように、早く乾燥させてもあまりよくないので、

有効成分をなるべく残しながらお茶にするために、

「陰干し」の形をとっていきます。

 


洗った植物をざるの上に並べ、

それをネットの中へ入れます。

 

 

そのまま2週間ベランダや軒の奥の方で、雨を避けながら、風通しの良い場所で干していきます。

 


作成過程(フォトギャラリーVer.)

下の画像をクリックすると拡大します。

元に戻すときは、右上辺りをクリックすると元に戻ります。


ネットをつるすためのフックがネットについていない場合は、

一本の紐に二つの輪を作り、

 

ネットの内側に大きめのビーズや小石と入れて、

巻き結び」をすると、

 

洗濯ネットの至る所でつるすことのできるフックを作ることが出来ます。

 

一本の紐とビーズがあれば作れます。
一本の紐とビーズがあれば作れます。
結ぶとこんな感じです。アウトドア用品のタープを張るときに使ったりします。
結ぶとこんな感じです。アウトドア用品のタープを張るときに使ったりします。

キャンプなどのアウトドアでも、

グロメットのない場所で紐を引っ張りたい場所があるときなどに使用します。

 

 

この方法は一度慣れてしまうと、

グロメットやフックのない布などでも吊るしたり、ひっぱたり出来るので、

アウトドアだけでなく、日常生活でも活用するといいと思います。

 

このような細工を施した後、ネットに入れ、陰干しで2週間、仕上がるまで待っていきます。

 

 

 

                                                                                                                                [ 「作成(採取編その2)」にもどる

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