…それでは、紐の大基って?

紐も、改めてよく見ると、様々な作りになっています。
紐も、改めて良く見ると、様々な作りになっています。

布にせよ、ニットにせよ、紐にせよ、

大基を考えると、一本の糸になります。

 

その糸一つ一つに、強度、伸縮性etc.の個性があり、

 

その、大基を考えずに作るのもいいのですが、

そのために、後でびっくりするような結果になることもありますよね。

 


一つの例として、

「靴下」です。

 

前回もアンクルウォーマーを編みましたが、

何故こんなに「フットウエア」にこだわるのかと言いますと、

 

これが一番、「糸の特性」を理解しやすいと思っているからなのです。

 


日常生活、行動するときに私たちは様々な衣服を身に着けていますよね。

 

皆さんが体に身にまとった衣服、どの部位が一番傷みやすいでしょうか?

 

 

 

私は一番に「足裏」と言います。

市販の靴下のみを履いていたときは、全く気付かなかったのですが、

自分で編んだ時に、その素材選びが如実に、使用後の結果として現れる部位と実感したからです。

 

 

ですので、

 

今まで手編みで編んだ靴下たち。足裏も細めの糸で編むと、繕いながら履くことになります。
今まで手編みで編んだ靴下たち。足裏も細めの糸で編むと、繕いながら履くことになります。

下手に、「この素材が好き

だけで、編む糸を選んでしまうと、

 

後ですぐに

穴が空き、繕うのに非常な労力を使うことになる可能性があります。

 

 

日常生活においての

「使い勝手」

を重視したい私としては、

 

 

「足裏は、丈夫に作りたい」

 

 

…大切なことだと思っています。(靴下、自分で作ると結構手間が掛かるので

 


…そして、靴下にはさらに、糸の特性を理解する上で、

大切な部位が、

 

カフスの部分です。

 

皆さんは、市販の靴下を履いていて、

暫く使っていると、一番上のゴム編みの所で、

糸の間からゴムがビローンとはみ出るという経験はありませんか?

 

ゴムが入っているという事は、

 

逆に考えると、それだけカフスの部分はずり落ちやすい部位

という事になります。

 

ゴム編みの中に、編み込まれているゴムが、時間の経過とともにはみ出ています。はみ出し方も様々です。
ゴム編みの中に、編み込まれているゴムが、時間の経過とともにはみ出ています。はみ出し方も様々です。

ですので、この部位に、下手に

この素材が好き」だけで編む糸を選んでしまうと、

 

後ですぐに

ずり落ちて、折角編んだカフスの部分が台無しとなり、

編んだ労力だけ無駄となる可能性があります。

 


このように、

下手に「この素材が好き

だけではなく、これから作るものを

しっかり考えながら、素材を選んでいく。

 

これもすぐに、ピタッと理解できる理由(ワケ)ではありませんよね。

 

様々な編み物をして、自分なりに理解しながら、

選択肢を増やしていく。更に、

 

それを糧として、次に作るものには、

「どんな素材を使ったらいいのか?」

自分なりに考える。

 

それでやっと紐の素材も選べるような気がしています。

 

 

 

今回の紐も、そのようなことを考えながら、

素材についても考えていきたいと思っています。