作成(採取編その2)

身近ですが、お茶になります。
身近ですが、お茶になります。

それでは、次の作成へと行きたいと思います。

第二の植物はこちらです。

 

この画像は、家の近くにある歩道ですが、

春も中旬になりますと、この草木も芽吹き始めます。

 

 

この植物、ハーブティーでは、

「ギンコウ」

という、

 

何だか金融機関のような名前がついていますが、

 

私たちの身近な植物です。

「イチョウ」です。

 

よく見る葉っぱですよね。
よく見る葉っぱですよね。

 

この植物で日常摂取する機会が多いのは

「銀杏」です。

 

我が「triniku coffee」でも

コーヒー焙煎には、銀杏煎りを推奨しています。

 

torinikucoffeeの原点と言っても良いかもしれません。
torinikucoffeeの原点と言っても良いかもしれません。

 

このように、

秋の実で身近ですが、

実は、葉もお茶として飲むことが出来るのです。

 

たまに、新聞の広告として、

「イチョウの葉エキス」

など記載されていることでお判りの通り、

 

 

「実が食べられる」だけでなく、

「葉の効能」もしっかりあります。

 

生命力が強く、2億年前の恐竜の時代から地球上に生息する最古の木といわれ、

中国では古くから肪疾患などの漢方薬として用いられてきたそうです。

 

この葉で淹れる、ギンコウティーには、

血液循環を促す働きがあり、

そのために、肩こりや冷え性、静脈瘤などを改善することが期待できるそうです。

 

他には、フラボノイドが含まれているため、抗酸化作用があり、

活性酸素を除去するように働き、

更には、脳の血流を促進して脳の働きも良くしてくれるそうです。

 


このような効能のある葉を、早速とっていきます。

 

ここで注意しなければならないのは、

採取する場所の状況です。

 

 

周りを見回して、銀杏の木の生えている場所をチェックしてみてください。

 

 

あまりにも、車の往来の多い道に隣接する木であれば、

車の排気ガスを多量にかぶっている可能性があります。

 

公園の外側ではなく、
公園の外側ではなく、
内部で採取するのが良いのではないかと思います。
内部で採取するのが良いのではないかと思います。

昨今、ハイブリットなどの動力など、

ガソリン単体ではない燃料を使用した車もありますので、

そこまで排気ガスを気にしなくても良いのかもしれませんが、

 

 

それでも健康を維持するのに、採取しても

状況によって体に良くないこともありますので、注意は必要です。

 


そして、このように由緒ある神社の御神木も採取してよいか悩みます。
そして、このように由緒ある神社の御神木も採取してよいか悩みます。

作成過程(フォトギャラリーVer.)

下の画像をクリックすると拡大します。

元に戻すときは、右上辺りをクリックすると元に戻ります。


収穫した葉は、乾燥していきます。

 

前回のシェパーズパースの時は早春に収穫、乾燥させましたが、

季節も移り、気温が高くなるにつれて、

乾燥させる日数を短くしていきます。

 

具体的に、③の本では、最初の24時間は気温は32℃が理想的。

その後、24~26℃に下げるのが良いという記載があり、

 

余り厚手でない葉なら、この気温で4日間で完成するとあります。

 

 

紙のように、乾いてもろくなったら、

ドライリーフの出来上がりで、

 

触ってボロボロと崩れるようなら乾きすぎとのことです。

 


前回の「作成(採取編その1)」でも書いた通り、

 

エッセンシャルオイルの成分が無くなり、医学的有効成分が失われてしまうために、

夏へとむけて、日差しが強くなるにつれ、

少しずつ完成までの日にちを短くしていきます。

 

 

気温が上がるにつれ、日差しの変化に気を配りながら、

採取した植物に日光を直接当てないよう注意しながら、

 

 

程よい状態のドライリーフ作りを行っていきます。