「焙煎」とは?

生豆の写真(ブラジルです)
生豆の写真(ブラジルです)
生産国によって、大きさも様々ですし、焙煎度合いによって、色も様々です
生産国によって、大きさも様々ですし、焙煎度合いによって、色も様々です


コーヒーは、アカネ科の熱帯植物です。その種子を煎って茶色くすることを、[焙煎]といいます。

煎る前の緑の豆を生豆といいますが、そのままでは飲むことが出来ません。

 

 コーヒーは、生豆を焙煎することによって、例の独特の風味や香りが発生するのです。

 

 また、焙煎も焙煎度(どの程度、熱を加えたか)によって、苦味や風味が変わってきます。

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浅煎り

 

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中煎り

 

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深煎り

 

 

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ライトロースト
シナモンロースト
ミディアムロースト
ハイロースト
シティロースト
フルシティロースト
フレンチロースト
 イタリアンロースト

色が薄い

酸味が強い

苦味が少ない

 

 

  ↓

 

 

 色が濃い

酸味が少ない

苦味が強い


上の表のように、

 

浅煎りでは・・・・・・・・ 色が薄く、  酸味が強く、  苦味が少ない。

 

深煎りでは・・・・・・・・ 色が濃く、  酸味が弱く、  苦味が多い。

という傾向になります。

 

さらに、コーヒーの実(コーヒーチェリーといいます)から、

どうやって生豆を取り出したか(精選といいます)

によっても、味は変わります。

 

 

「非水洗式」

果実のまま乾燥させて、果肉や殻を一度に脱殻する方法

 

「水洗式」

果肉や粘液質(パーチメントといいます)を取り除いた後、乾燥させてから脱殻する方法

 

 

大まかに分類しますと、この2種類ですが、

これらのどの精選を行っているかは国によって違って来ますので、

それもコーヒ豆の大切な個性の1つとなっています。

                                    [「焙煎のやり方」にもどる]