第四回目の植物はこちらです。
この画像は、家の近くの歩道の脇ですが。
春から夏にかけて至る所に生えています。
この植物、ハーブティーでは、「ホーステール」という名前ですが。
私はこの存在を、奥秩父の道の駅で購入したことで知ったこともあり、
昔から、身近にお茶として飲まれてきたようです。
またまた、私たちにとっては良く解らない名前がついていますが、
私たちの身近な植物です「スギナ(ツクシ)」です。
有史以前のはるか昔から存在していましたが、
当時は草ではなく大木だったと言われているそうです。
ホーステールに含まれる「シリカ」は、体内の傷や、
傷跡の組織の修復を助けるので、
手術後や、痔、月経過多などの時に
ホーステールティーを飲むと良いと言われているそうです。
また、カリウムがカルシウムの吸収を促すため、
爪を丈夫にしたり、パサパサの髪につやを与えるそうです。
更に、利尿作用もあり、毒素を体の外へ排出する働きから
膀胱炎などの泌尿器系の感染症や、前立腺肥大症を防ぐのにも有効だそうです。
このような効能のある植物、早速採っていきます。
ここで注意しなければならないのが、
摂取する植物の量です。
沢山飲みたいと、量を考えずに採っていきますと、
仕上がった量が膨大になってしまいます。
もともと、繁殖力が旺盛で、至る所にびっしりと生えているため、
まさに取り放題な植物ではありますが、
大体のハーブは、1年で品質が劣化してしまいますので、
1年飲める量を目安として、採っていくと良いと思います。
下の画像をクリックすると拡大します。
元に戻すときは、右上×印をクリックすると元に戻ります。
お茶を作るときに、
直射日光を避けるためにネットに入れて干しますが、
干す際に、良く使用する洗濯ネットは、紐をひっかけるグロメットが付いていません。
物干し竿に掛けるなど、干しやすくするために、
上の画像ような、ビーズと紐を使った簡易グロメットを作ると
ネットの至る所で吊るすことが出来るので便利です。
他にも日常生活では、
大根や蕪の葉を干す時に使っています。
(栄養価が増したり、保存が利きます)
今回の作成に当たり、私は植物の生育が最も旺盛と言われる、
「土用の丑の頃」摂取しましたが、
②の本によりますと、
「出始めの2~3㎝程の柔らかいものを干してお茶にする」
との記載がありました。
(採る時期が、違っていたのかもしれません)
野の植物は、丈夫で、毎年同じ場所に生えてきますので、
来年は、出始めの芽を採ってみようと思っています。